樋口新葉、世界選手権銀は「本当に奇跡的」 笑顔の帰国で来季は「結果残す」

 イタリア・ミラノで行われたフィギュアスケートの世界選手権で銀メダルを獲得した樋口新葉(17)=日本橋女学館高=が27日、成田空港に帰国した。ショートプログラム(SP)8位からフリーでは圧巻の演技で巻き返して、逆転での銀メダル。来年の日本開催の世界選手権での女子出場枠最大3枠獲得にも貢献し「本当に奇跡的に獲れた結果。SPで失敗しても諦めない気持ちを練習してきた」と、笑顔で振り返った。

 今季はGPシリーズから日本女子をけん引する成績を残してきたが、昨年末の全日本選手権で4位に終わり、平昌五輪出場は逃した。ライバルたちが出場した五輪を見ることができないほど落ち込んだが、しっかりと立て直して、大きな勲章を手にした。「五輪シーズンは大変ということが分かった」と苦笑いしつつ、来季以降に向けて「今季は全日本とGPファイナルにピークをもってこれなくて、悔しかった。来季は毎回毎回結果を残せるようにしたい」と、力を込めた。

 全日本の後に自身のツイッターでつぶやいた「倍返し」。樋口の逆襲はまだまだ終わらない。

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