宇野昌磨は2位「調整ミスです」右足故障言い訳にせず
「フィギュアスケート・世界選手権」(24日、ミラノ)
男子フリーが行われ 平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は昨年の世界選手権に続いて2位だった。
右足故障の影響からかジャンプで転倒が相次ぎフリーは179・51点、SPとのトータルは273・77点。1位はネイサン・チェンで321・40点だった。
演技後のインタビューでは「最後まで滑り切れたって気持ちでいっぱいです」と語り、右足甲の痛みの影響については否定。「昨日からすごく良くなっていて支障のない状態で臨めた。自分の調整ミスです」と言い訳にしなかった。
苦しい中での演技となったが終盤にはジャンプを成功させており「失敗が多く終わったが、最後の方、何とか耐えられたのは練習の成果と考えたい」と前を向いた。
宇野が2位、友野一希(19)=同大=が自己ベストの記録で5位に入り、来年日本で開催される世界選手権の3枠を確保した。田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は13位だった。