貴乃花親方、告発状取り下げへ「すべてをゼロにして、一兵卒として出直します」

会場入りし報道陣の取材に応じる貴乃花親方(撮影・山口登)
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 貴乃花親方(45)=元横綱=が23日、元横綱日馬富士の暴行事件を巡り協会の対応を問題視し内閣府に提出した告発状を取り下げる意向を示した。

 会場入りし、取材に応じ、「法律は詳しくないので弁護士の先生にお任せしています。私としては弁護士の先生と相談しながら、すべてをゼロにして一兵卒として出直して精進します」と語った。

 告発状を取り下げることか?と問われると「取り下げるという言葉を使うかは分からないけどすべてをゼロにします。私の意思です」と、応じた。

 無断でのテレビ出演、春場所初日から欠勤問題などで親方衆が28日の年寄会で事情説明を求めていることには「正式に(要請が)ありましたら、はい、お話したい。出席いたします。質問に丁寧にお答えします」と、出席を明言した。

 8日目に弟子の貴公俊(20)=貴乃花=が付け人の序二段貴西龍を暴行。29日の理事会では処分が決まる。「師匠の私にも責任がある。貴公俊は将来のある身なのでぜひとも寛大な処置をお願いしたい。改めて育てていきたい」と話した。

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