貴乃花部屋の貴公俊が付け人に暴行 峰崎部屋でも暴力行為、協会が明かす

 日本相撲協会は18日、十両貴公俊(貴乃花)がこの日に行われた大相撲春場所8日目の取組後に支度部屋で付け人を殴打していたと公表した。

 協会が把握している事実関係によると、貴公俊は取組前に土俵下に入る時間が遅れ、境川審判部長代理(元小結両国)から注意を受けた。付け人の連絡ミスが原因だったとみられ、このことに激高して暴行をはたらいたと思われる。

 危機管理部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)が加害者、被害者の双方から事情を聞いた。その報告を受けた春日野広報部長(元関脇栃の若)は「2、3発殴った。そこは確実」と双方が認めていることを明かした。

 また、協会は峰崎部屋で兄弟子から暴行を受けた力士が引退していたことも発表した。昨年9月から今年1月はじめにかけて素手などで4回の暴力行為があったという。被害を受けた力士が引退した後の1月末に、被害者の父親が師匠の峰崎親方(元幕内三杉磯)にあてた手紙で、引退した主な理由が暴力だったことが分かった。すでに当事者間で進めていた示談が成立しており、今後の理事会で暴力行為をはたらいた兄弟子と峰崎親方の処分を決める。

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