夢のカー娘対決が実現!準決勝で“フジヤマ”VS“てっちな”「すごく楽しみ」

 「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(17日、みちぎんドリームスタジアム)

 夢のカー娘メダリスト対決が実現する。1次リーグ残り試合と、プレーオフが行われ、平昌五輪で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したLS北見のスキップ藤沢五月(26)と、同男子代表SC軽井沢のセカンド山口剛史(33)の“フジヤマ”ペアは、6戦全勝で準決勝進出を決めた。プレーオフではLS北見のサード吉田知那美(26)と、SC軽井沢のサード清水徹郎(30)のペアが妹背牛協会を9-4で下して残り1枠に滑り込み、18日の準決勝で藤沢・山口ペアと、吉田知・清水ペアの対戦が決まった。

 平昌五輪で日本中にカーリングフィーバーを巻き起こしたヒロインたちによる夢の対決が実現する。

 プレーオフを吉田知、清水の“てっちな”ペアが突破し、一足先に4強入りを決めていた藤沢、山口の“フジヤマ”ペアと準決勝での激突が決定。「いつか絶対当たると思っていた」と笑った吉田知は「うちの藤沢はめっちゃ強いですよ。世界一。すごく楽しみ」と胸を弾ませた。

 藤沢、山口ペアは圧倒的な力を誇示している。1次リーグは6戦とも圧勝。この日は藤沢のショットと、山口のスイープがかみ合い、山口の「ウォォー!」という雄たけびが2度響くなど絶好調だ。

 藤沢が「私は遠慮はまったくしていない」といえば、山口は「藤沢マニュアルができた」と、連係に絶対的な自信を持つ。対して、昔から家同士の付き合いもあり、同じサードという仲良し“てっちな”も、試合を重ねて絆が深まってきた。

 「五輪で見てもらえる機会が増えた。その環境を楽しみたい」と藤沢。ファン待望の一戦が、カーリングの新たな魅力を伝える。

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