レスリング女子W杯、日本決勝へ パワハラ問題の中、群馬で開催

 レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨選手が日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出された問題の中、17日に群馬県高崎市の高崎アリーナで国別対抗戦のワールドカップ(W杯)が始まった。4連覇を狙う日本はA組で3連勝し、B組1位の中国と争う18日の決勝に進出した。

 各チーム10階級で対戦する団体戦。日本は初戦でスウェーデンに10-0と圧勝し、カナダ、米国を8-2で下した。

 2016年リオ五輪金メダリストの川井梨紗子が62キロ級で2戦2勝と引っ張り、土性沙羅が68キロ級でカナダ戦のみに出場して競り勝った。

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