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リオ銀の原沢久喜が全日本予選V オーバートレーニング症候群から復活アピール

 「柔道・東京都選手権」(11日、東京武道館)

 全日本選手権の東京都予選を兼ねて体重無差別で行われ、3年ぶりに予選からの出場となった、リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダリストの原沢久喜(25)=日本中央競馬会=が優勝を果たし、本戦(4月29日、日本武道館)への出場権を獲得した。

 苦しんでいた重量級エースが7試合オール一本勝ち(反則勝ち1試合を含む)で復活の兆しを見せた。191センチの上背を生かし、相手の奥襟をとって圧力をかけながら得意の内股や大内刈りでなぎ倒す本来の柔道を披露。決勝でも熊代佑輔(ALSOK)を豪快な内股で投げ切り、「相手が返し技を狙っているところを(組み手で)崩して、内股で決められたのは大きな収穫だった」と手応えを示した。

 昨夏の世界選手権では精彩を欠いて初戦敗退。その後、オーバートレーニング症候群と診断されて休養を余儀なくされた。充電期間を経て、約5カ月ぶりの復帰戦となった2月のデュッセルドルフ大会(ドイツ)では決勝で両者反則負け。連戦となったものの、圧倒的な内容で個人戦では2年ぶりとなる優勝を果たし、「コンディションに不安はあったが、今日の試合は復活したんじゃないかな」と笑みを浮かべた。

 今夏の世界選手権(アゼルバイジャン)代表入りに向けて、4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)、全日本選手権と選考大会が続く。「組み手や試合の組み立て方は以前より成長できている。でも技のキレはまだ戻っていないので、そこを意識して取り組みたい」。完全復活への課題を明確にした。

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