1月の大相撲初場所でジョージア出身初の優勝を果たした幕内栃ノ心が14日、都内の日本記者クラブで会見し、初優勝の感想を「初めての経験なのでちょっと疲れたけど、うれしい疲れです」と語った。
会見では同席したジョージアのツィンツァゼ駐日大使から名誉観光大使の証書を授与され、マルグベラシビリ大統領が勲章を贈ることも発表。同大使は栃ノ心から得意の手料理を振る舞われたことを明かし「大変なヒーローであり、素晴らしい料理人でもある」と人柄を紹介した。
栃ノ心は春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けて「大関になるとかじゃなく、自分の相撲を取れるように頑張りたい」と意気込んだ。