栃ノ心が大相撲トーナメント初V 横綱白鵬も撃破「本場所でも勝ちたいね」

春日野広報部長(右)から優勝トロフィーを受け取る栃ノ心=両国国技館(撮影・棚橋慶太)
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 「日本大相撲トーナメント」(11日、両国国技館)

 初場所で6年ぶり平幕Vを果たした幕内栃ノ心(30)=春日野=が初優勝した。同大会を制した平幕力士は2014年の碧山(春日野)以来となる。

 巡業部長で師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)から表彰式で優勝トロフィーを受け取った栃ノ心は「うれしいね。自分の師匠からもらうと違う」と感無量だった。

 初戦の2回戦で勢を盤石に寄り切ると続く3回戦で横綱白鵬(32)=宮城野=に挑戦。本場所では0勝25敗と1度も勝ったことのない相手とがっぷり組むと怪力で寄り切った。

 横綱が両足親指を痛めているが、勝利は大きな自信。その後も北勝富士(八角)、隠岐の海(八角)を難なく撃破しV王手。決勝で関脇玉鷲(片男波)の変化にも動じず、捕まえると盤石に寄り切って仕留めた。

 「(横綱に)勝って良かった。本場所でも1回くらい勝ちたいね。(優勝は)気持ちいい。経験ないことを経験したから。初場所もこれも」と笑顔が止まらなかった。

 優勝インタビューでは「稽古に精進して大阪に入りたい。応援してくれるから自分でも頑張らないとと思う」と声援に応えた。

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