貴乃花親方が代弁、貴ノ岩は「3月は目指したいと言っています」 テレ朝に明かす
日本相撲協会の貴乃花親方(元横綱)が7日放送のテレビ朝日系「独占緊急特報!!貴乃花親方すべてを語る」にVTRインタビュー出演した。一連の騒動の発端となった暴行事件で被害を受けた弟子の貴ノ岩が3月場所出場を目指していると代弁した。
10月26日未明に暴行を受け、昨年九州場所と今年の初場所を全休した。日本相撲協会が理事会で特例を定めており、3月の春場所に出場した場合、十両の地位で復帰できる。
貴ノ岩の現状について、「順調に汗をかき出していますので、はい」と報告した貴乃花親方は「3月は本人が目指したいと言っています。その気持ちに報いるために、私はけがの具合と体調の面を含めて注意深くみたいなと思っています」と、本人の意向をくみながら、見守るとした。
土俵勘という言葉がある通り、休場が続いた力士は復帰しても以前のような相撲が取れなくなるケースもある。貴乃花親方は「もう(貴ノ岩が)数カ月も(土俵を)離れていますので、本当にやっていけるのかと考えるでしょうから。そこはやっていけると勇気をつけながらやらせたいなと考えていますけどね」とした。