CAS裁定にWADA懸念 「選手の失望と不満招く」

 【ジュネーブ共同】世界反ドーピング機関(WADA)は1日、2014年ソチ冬季五輪でドーピング違反があったとして国際オリンピック委員会(IOC)がロシアの39選手に下した永久追放処分をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が取り消した裁定に対し「重大な懸念がある。選手の失望と不満を招く」などと断じる声明を発表した。

 WADAの調査チームを率いたマクラーレン氏は報告書でロシアの国ぐるみのドーピングを指摘した。WADAは39人を「ロシアの組織的なドーピング計画の一部だった」と強調し、スイス連邦裁判所への提訴を検討するとしたIOCの方針を支持した。

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