IOCの専門家と札幌市など協議 26年冬季五輪招致で
札幌市は26日、招致を目指す2026年冬季五輪を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)が派遣した専門家と市内で協議したと発表した。25、26日の2日間で、大会の財政計画やスポンサー制度、IOCと結ぶ契約などについて意見交換した。昨年11月に招致プロセスへの参加を表明した後、IOCが専門家を派遣するのは初めて。
協議には日本オリンピック委員会(JOC)や北海道、帯広市など道内の関係自治体が参加した。IOCの意向で内容は非公開だが、札幌市の担当者は「IOCは既存施設を活用し、コスト削減を目指している。札幌市の計画と同じ方向だ」と手応えをにじませた。