バスケットボールの全国高校選手権最終日は29日、東京体育館で行われ、男子決勝は明成(宮城)が今夏の全国高校総体覇者の福岡大大濠に79-72で勝ち、2年ぶり5度目の優勝を果たした。
明成は序盤から八村の3点シュートなどで得点を重ね、前半で49-33とリードした。後半に追い上げられたものの、試合終盤に田中が冷静にフリースローを沈めるなど着実に加点して逃げ切った。24大会ぶりの頂点を狙った福岡大大濠は出だしの動きが硬く、反撃も及ばなかった。
3位決定戦は帝京長岡(新潟)が69-58で前回優勝の福岡第一を破った。