レスリング・登坂、全日本出場22日までに結論
リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストで10月に左足を負傷した登坂絵莉(24)=東新住建=が女子50キロ級でエントリーしている世界選手権選考会を兼ねた全日本選手権(20~23日、東京・駒沢体育館)出場に向け、ぎりぎりまで調整を続けることが分かった。
今月上旬にスパーリングを再開した登坂について、日本協会女子強化委員会の笹山秀雄委員長は15日、「けがも治り、練習にも復帰したが、果たしてベストな状態で戦えるかどうか。全力でできないのであれば出場しないかもしれない」と現状を説明。22日に実施される計量直前に最終的な結論を出す。
50キロ級には世界選手権48キロ級優勝の須崎優衣(18)=エリートアカデミー=もエントリー。登坂が出場すれば、世界選手権女王と五輪女王の初対決が実現する可能性がある。