大相撲の冬巡業が7日、大分県宇佐市で行われ、暴行問題の責任を取って引退した元横綱日馬富士関の関連グッズが飛ぶように売れた。角界を去ったことによって希少価値が高まっているとみられ、九州各地を回っている他の巡業地でも同様の現象が起きている。
宇佐市の会場に設置されたグッズ店によると、元横綱の手形付き色紙や、しこ名入りの小さな旗などグッズ約200点が、開場から3時間もたたないうちに、いち早く売り切れた。11月中旬の問題発覚前に入荷したそうで、男性店員は「それほど人気のない商品もすぐになくなった。こんなに売れるのは想定外」と驚いていた。