「バドミントン・全日本総合選手権」(29日、駒沢体育館)
女子シングルス1回戦で、世界選手権金メダリストの奥原希望(22)=日本ユニシス=は9月に痛めた右膝のけがで棄権した。コートに立ち、ウオーミングアップは行ったものの、1点を取ったところで試合を終えた。
奥原は「回復しているが、まだ試合ができる状態じゃない」と説明。涙を浮かべながら、「東京五輪に向けて、必ず強くなって帰ってくる」と誓った。
日本一を決める全日本総合選手権の棄権はこれで2年連続となった。次は12月13日開幕のスーパーシリーズファイナル(ドバイ)に向けて復帰を目指す。