八角理事長が協会挨拶で暴行問題を陳謝「横綱日馬富士の問題、お詫び申し上げます」

 「大相撲九州場所・千秋楽」(26日、福岡国際センター)

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)が千秋楽恒例の協会挨拶で言葉を詰まらせた。「横綱日馬富士の問題により皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。一日も早く解決するよう努力して参ります」と冒頭で日馬富士が貴ノ岩に暴行を加え負傷させた問題を陳謝した。

 「横綱の休場があり遺憾ではありますが、全力士は存分に力を発揮してくれました」と言うと、館内からは拍手が起きた。

 そして「このような状況にもかかわらず」との後に、感極まったか7秒の沈黙。「初日より大勢の皆様にご来場いただいたのは…、誠にありがたく…、心より御礼申し上げます」と、詰まりながら言葉を続けた。

 「今後も相撲道の発展、土俵の充実に努めてまいりますので一層のご指導ご鞭撻をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げ、ご挨拶と代えさせていただきます」と、締めると、「いいぞ、理事長」「がんばれー」と、声援が館内に響いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス