村上茉愛 さすが女王の貫禄 床&跳馬で全体トップ! 日体大4連覇
「体操・全日本団体選手権」(25日、高崎アリーナ)
女子決勝が行われ、世界選手権種目別床運動で日本女子63年ぶりの金メダリストとなった村上茉愛(21)を擁する日体大が、合計160・850点で4連覇を達成した。村上は床運動と跳馬で全体トップの得点をマーク。全4種目で4位以内に入り、貫禄を見せつけた。2位は朝日生命で153・650点、3位は中京大が153・550点で入った。26日には男子決勝が行われる。
女王のオーラで会場を支配した。これが金メダリストとしての凱旋試合となった村上は、貫禄あふれる演技を披露。世界選手権の個人総合決勝で落下した1種目目の平均台でミスのない演技を魅せると、2種目目は世界を制した床運動。代名詞となっているH難度「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」を力強く決め、完ぺきな舞で魅了した。
床の14・250点、跳馬の14・950点はいずれも全体トップ。残り2種目も平均台が3位、段違い平行棒が4位と抜群の安定感を発揮し、チームの4連覇をけん引。金メダリストとして注目を浴びる中、「ふさわしい演技をしないといけないと勝手に思い込んでいた」と自らに重圧を掛けていたが、しっかりと責任を全う。「大きなミスなく、失敗せずに、チームメートにつなげられた」と安堵(あんど)の表情で汗を拭った。
今季は12月の豊田国際が最終戦。「魅せる演技をしていきたい」。“ゴムまり娘”の異名を持つニューヒロインは、飛躍のシーズンを最後まで躍動する。

