白鵬 北勝富士を寄り切り全勝ターン 暴行問題の聴取が場所後になり「集中できる」

 「大相撲九州場所・8日目」(19日、福岡国際センター)

 強じんな精神力が際立った。白鵬は北勝富士に突っ掛けられた後2度目で立つと、左に動いて右差し左上手。一気に土俵際へ詰め、最後は冷静にさばいて寄り切った。日馬富士の暴行問題で土俵外が騒がしくても、マイペースで白星を重ねた。

 「(立ち合いは)ちょっとタイミングが合わなかった。失敗したけど、いいところを取れたので、あとは腰を落としてね。結びで締めて勝ち越すんだという気持ちだけですよ」

 初日から8連勝のストレート給金直しは44回目。自身の最多記録を更新し「(続けてやっても)7年半くらい(かかるの)か…」と感慨に浸った。帰り際には相撲協会による暴行問題の関係力士への聞き取りが場所後になったと聞き「そうなってよかった。残り(の場所に)集中できる」と話した。

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