立命大が2年ぶりV エースランナー・西村が頂点へと導く

 「関西学生アメフット、立命大21-7関学大」(19日、万博記念陸上競技場)

 立命大が関学大との全勝対決を21-7で制し、7戦全勝で2年ぶり11度目の優勝を果たした。RB西村七斗(4年)が1タッチダウン(TD)を含む122ヤードを稼ぎ、勝利に貢献した。立命大は全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」(12月17日)の西日本代表決定戦(12月3日、万博)進出が決定。2位の関学大は西日本代表校決定トーナメントの4回戦(26日、名古屋)に回り、名大に勝てば再び立命大と対戦する。

 帰って来たエースランナーが頂点へと導いた。立命大は2季前の年間最優秀選手にも選ばれた西村が大暴れ。開始早々34ヤードランで先制TDに結びつくチャンスを作れば、第3Qにはダメ押しの20ヤードTDラン。「絶対に勝つことを意識してここに来た。(TDは)素直にうれしい」と喜びをかみしめた。

 春シーズンの練習試合で左膝を負傷。今季はほとんど出番がなかったものの「エースってみんなから言われるし、俺が試合に出ないと勝てへんって言ってくれるから。絶対復帰するって思っていた」。エースの自覚が自らの背中を押した。

 状態は万全。唯一不安だった試合勘についても「これで完全に戻ったと思う」とギアは全開だ。「走って、TD取って、チームを勝利に導けたら」。2週間後の再戦は濃厚だが、このまま悲願の日本一へと駆け抜ける。

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