日馬富士、相撲協会から2時間聴取 危機管理委員長「淡々と事実関係話していた」

 貴ノ岩への暴行問題の渦中にある横綱日馬富士(33)=伊勢ケ浜=が19日、両国国技館で、日本相撲協会の危機管理委員会による事情聴取を受けた。

 日馬富士は午前10時ごろに国技館に入り、約2時間、聴取を受けた。午後0時23分ごろに日馬富士を乗せたと見られる車が国技館を後にした。その約5分後に、危機管理部長である鏡山親方(元関脇・多賀竜)がタクシーで国技館を離れた。

 協会の外部役員で、危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)は「今日は日馬富士を聴取しました。彼は淡々と答えていました」と説明。詳細については明らかにしなかったが、「なるべく早く(公に)報告します。いずれにしても早く(報告を)やりますので。(日馬富士は)淡々と事実関係について話していました」と振り返った。

 日馬富士は17日には国技館で鳥取県警による任意での事情聴取を受けていた。問題となっている10月下旬の鳥取市内での酒席での暴行の詳細が、ビール瓶を用いた殴打があったのか、なかったのか、などの点について証言者によって証言が食い違っている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス