坂本花織、ハードスケジュールもなんの、SP首位

SPで華麗なスピンを見せる坂本花織=アクシオン福岡
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 「フィギュアスケート・西日本選手権」(4日、アクシオン福岡)

 女子ショートプログラム(SP)が行われた。今季からシニアに参戦している坂本花織(17)=シスメックス=が67・58点でSP首位に立った。3回転の連続ジャンプなどジャンプをすべて後半に入れた高難度のプログラムをノーミスでこなした。

 GPシリーズのデビュー戦、10月末のロシア杯では5位の結果に悔し涙を見せた。平昌五輪の出場権がかかる全日本選手権(12月・調布)へ向け、代表候補の多くがシード権を得たり、出場する国際大会の日程の関係でブロック大会などが免除されたりしている。しかし、坂本は近畿選手権、ロシア杯、西日本選手権とほぼ2週間おきに出場。この大会後にはGPシリーズ2戦目となるスケートアメリカ(11月24~26日)が待ち受ける。

 また、中野園子コーチからはさらに試練が課されたという。「(スケートアメリカへの)出発2日前に全兵庫(選手権)に出ます。この2試合の中で200点を出すようにと言われていて」。先月の近畿選手権では、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身初の合計200点超えを果たした。しかし、挽回を目指すスケートアメリカまでにもう一度好感触をつかみたい。「(ロシア杯の結果から気持ちを)切り替えた」という17歳は「シニアの(国際)大会ではまだまだ未熟。たくさんのことを経験できて感謝してます」と、たくましく高みを目指している。

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