フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦ロシア杯(20日開幕、モスクワ)に出場するソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=が18日、会場で非公式練習に参加し4回転ルッツを耐えながら着氷した。
練習中に4回転ルッツに5度挑戦。1度目でバランスを崩しながらも右足でこらえて着氷した。その後3度は1回転になったが、自身4種類目の4回転ジャンプの成功へ、可能性を感じさせた。
4回転ルッツは、アクセルを除く4回転の中で最も基礎点が高い。これまでも練習を続けており、9月のオータムクラシック(モントリオール)後には「できなくはない」と前向きに話していた。