東海大10年ぶり王座奪還 2年生がけん引

 「陸上・出雲全日本大学選抜駅伝」(9日、島根県・出雲大社前~出雲D前)

 箱根、全日本を含めた大学三大駅伝の初戦が行われ、東海大が2時間11分59秒で10年ぶり4度目の優勝を果たした。1区で先頭に立った東海大は3区で順位を下げたが、4区の鬼塚翔太がトップを奪い返し、そのまま逃げ切った。3連覇を目指した青学大が1分33秒差で2位、さらに1分7秒差で日体大が3位に入った。

 新調された青のユニホームで駆け抜けた。2年生を5人起用した東海大が10年ぶりの王座奪還。右手でガッツポーズをつくり、ゴールテープを切った関は「優勝候補として名前を挙げられて、勝ち切れたのは自信になる」と納得顔だった。

 気温27度を超える暑さの中、主導権を握った。阪口が先頭で2区につなぐと、館沢も続く。3区でトップを譲ったが、5秒差でたすきを受けた4区の鬼塚が区間賞の走りで再び首位に。鬼塚は「勝負を決める走りをしようと思って、できて良かった」と胸を張った。

 前回も5区を走った3年生の三上、最終区のエース関も区間賞の快走。「スピードにこだわって、トラック、マラソンで活躍できる選手を育てたい」と言う両角監督の下、シーズン幕開けの高速駅伝を制した。

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