本田真凜の兄、太一がフィギュア近畿選手権3位「次につながる試合になった」

 「フィギュアスケート近畿選手権・最終日」(9日、尼崎スポーツの森)

 男子フリーが行われ、SP3位の本田太一(19)=関大=が119点74点でフリー3位、合計179・44点で2年連続の3位となった。優勝は友野一希(19)=同大。

 2度のトリプルアクセル(3回転半)を成功させた本田は「最低限の構成」としながらも「試合であまり成功していなかったので決めたのは大きかった。次につながる試合になった」と自信も手にした。

 平昌五輪の代表選考がかかる全日本選手権(12月・東京)に出場するため西日本選手権(11月・福岡)では「確実に上位に入りたい」。そのために「もっと攻めた構成が必要」と、後半のトリプルアクセルなど高得点を狙える構成も視野に入れる。

 この日は妹の紗来がノービスBで2連覇。直前にはコンビネーションジャンプに悩む妹にアドバイスを送り、成功へと導いた。「最近特に紗来はうまくなった。真凜が(小さい頃に)ポンポンと跳んでいたのを思い出した」と成長に目を細める。

 ジュニアで活躍する望結も含め、3人の妹をまとめるやさしい兄。「4人とも仲がよくて尊敬しあえる。いい方向に引っ張り合えていると思う」と刺激し合いながら五輪枠争いを目指す。

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