三段目炎鵬が6戦全勝 序ノ口デビューから20連勝で兄弟子石浦を超える

炎鵬が押し出しで本多(手前)破る=両国国技館(撮影・堀内翔)
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 「大相撲秋場所・11日目」(20日、両国国技館)

 三段目の炎鵬(22)=宮城野=が本多(錦戸)との全勝対決を制し6戦全勝。序ノ口デビューから負けなしの20連勝に伸ばした。低い立ち合いから一気に押し出し、圧倒。

 「自分のタイミングでいけた。まだ本来の立ち合いじゃない。工夫していけたかな」と満足はしない。連勝記録では兄弟子の石浦を超えた。石浦からは「もう優勝だろう」とハッパをかけられた。

 「日に日に緊張しています。あと一番勝ちたい」と、狙うは3場所連続での全勝優勝。金沢学院大の同級生、田辺(木瀬)も全勝で優勝を争う。

 「負けたくないし、(俺とやる前に)負けるなよと思ってモチベーションになってきた。稽古場では五分五分くらいだった」。プロではすでに2度対戦し2度とも勝っており、気合は十分だ。

 横綱白鵬の内弟子として入門。「強いよな、と褒めてくれます。自信になります」と、休場の“師匠”に朗報を届ける。

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