フェンシングのホープ敷根崇裕 世界大会初メダルが破損「ショックです」

フェンシング世界選手権から帰国した(左から)西藤俊哉と敷根崇裕。敷根は銅メダルが破損
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 ドイツ・ライプチヒで行われたフェンシングの世界選手権男子フルーレで銀メダルを獲得した西藤俊哉(20)と、銅メダルの敷根崇裕(19)=ともに法大=が28日、羽田空港に帰国した。日本勢の個人種目としては15年大会の男子フルーレを制した太田雄貴以来となる快挙のメダルだったが、敷根にはショッキングな出来事が襲った。

 メダリストとしての凱旋帰国。取材を受けるためにメダルを取りだそうとスーツケースを開けた敷根だったが、そこには変わり果てた勲章の姿が…。メダルは首に掛けるヒモを通す部分から割れていた。「初めての(世界大会の)メダルだったので…。ショックです」と、引きつった笑いを浮かべた。

 ただ、結果は色あせない。西藤よりメダルの色は下だったが、20年東京五輪に向けて弾みのつく成績だった。「東京に向けていいスタートになったんじゃないかと思う。今は銅でも東京で金にすればいい」と、キッパリ。破損した銅メダルも「昔から金メダルにしか興味はない。飾らないでしまっておきます」と余韻に浸ることなく、次なる戦いを見据えた。

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