銀メダリストのガトリン“謎のKGボーイ”多田修平を絶賛

 「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ川崎」(21日、等々力陸上競技場)

 男子100メートルが行われ、リオ五輪銀メダリストのジャスティン・ガトリン(米国)が10秒28(向かい風1・2メートル)で優勝。ケンブリッジ飛鳥(23)=ナイキ=が10秒31で2位、多田修平(20)=関学大=が10秒35で3位に入った。サニブラウン・ハキーム(18)=東京陸協=は10秒42で4位だった。

 「誰だか分からないけど、素晴らしいスタートを切った選手がいた」-。世界最高レベルを知るガトリンはレース後、舌を巻いた。彼をうならせたのが、関学大の多田。3レーンを走るガトリンの真横の2レーンで素晴らしいスタートを切ると、70メートル手前までリードした。

 終盤で順位を落としたが「できはよかった。最近好調なので」と多田。「スタートから中盤にかけてはもともと得意」と爽やかな笑顔を振りまいた。

 その後の会見でもガトリンは「ダークホースは多田だった」と“謎のKGボーイ”を絶賛。「素晴らしいスターターだ」とたたえた。

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