走り幅跳び 18歳のホープ橋岡、誤測定で幻の日本新

 「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ川崎」(21日、等々力陸上競技場)

 男子走幅跳が行われ、昨年の全国高校総体を制した橋岡優輝(18)=日体大=が誤測定により幻の“日本新”を出した。

 橋岡の最初の跳躍。記録は8メートル49と表示された。日本記録の8メートル25を大幅に上回る記録に会場がざわついたが、これは誤測定。全跳躍終了後に訂正があり、橋岡本人には審判長から説明があったという。

 「少し動揺した」と振り返った橋岡だが、「絶対そんなに跳んでるはずがないという自信があった」と苦笑い。「だからこそ、残りの5本の中で記録を出したいとうまく切り替えられた」と納得の表情だった。

 この日の記録は1本目が訂正された7メートル90が最高で、6位。最終跳躍でも7メートル89を記録しており、7メートル79の自己ベストを更新した。「今後につながる。学生個人(選手権、6月)では8メートル跳べれば」と意気込み。

 幻の日本新記録に対しては「3年後の東京五輪までには狙いたい記録。将来的にはいけるかなと思う」と今後を見据えた。

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