バリアフリー対策が重点テーマに 東京パラ、準備状況確認

 2020年東京パラリンピックの準備状況を確認する大会組織委員会と国際パラリンピック委員会(IPC)の第3回事務折衝が10日、都内で始まった。会合は2日間。IPCのゴンザレス最高経営責任者(CEO)は冒頭で、競技会場や選手村だけでなく、市街地やホテルなどのバリアフリー対策を「重点的に取り上げたい」と述べた。

 事務折衝は昨年1月以来の開催で、パラリンピックで唯一決まっていない自転車ロードの会場についても協議する見通し。ゴンザレスCEOは「今までの進行に非常に感銘を受けているが、全てのステークホルダー(利害関係者)が全速力で進み続けることが必要」と強調した。

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