宇良、春巡業で猫ひろしと取組 “猫だまし”の奇襲も慌てずつり出す
大相撲の春巡業が13日、神奈川県川崎市で行われ、人気業師の平幕宇良(24)=木瀬=が芸人・猫ひろし(39)と相撲を取り、つり出しで勝った。
「東方、宇良、木瀬部屋」、「西方、猫ひろし、カンボジア部屋」と呼び出され、両者は土俵に。宇良は贈呈式で「にゃー」と“威嚇”されて苦笑い。取組は2度の猫だましを軽く受け流した。まわしをつかむと147センチ、45キロの“小兵”を楽々と土俵外に運んだ。
「猫さんは五輪選手でアスリートなので傷つけないように言われて…。(つり出しは)猫だましが来てフットワークも軽かったので。小さかったですね」。突然、猫の相手に指名される大役を無事にこなし安どした。
猫はカンボジア国籍を取得し、男子マラソンの同国代表としてリオデジャネイロ五輪に出場。子供の頃は千代の富士にあこがれたが「背が低いので、シリコンも痛いのであきらめました」と、相撲の道は断念した。
「今乗っている宇良関は猫だましにものともしなかった。僕が勝ったら『宇良ひろし』にしてもらおうと思ったのに。ごっちゃんでした。僕が勝っているのは小柄なところだけ。マラソンより疲れました」と、満足そうに振り返った。

