柔道大野 無差別の全日本選手権挑戦へ 世界選手権代表は目指さず

 柔道のリオデジャネイロ五輪男子73キロ級金メダリスト、大野将平(旭化成)が今夏の世界選手権代表を目指さず、体重無差別で争う4月29日の全日本選手権(日本武道館)に挑戦する意向であることが1日、分かった。

 全日本柔道連盟は1日、世界選手権代表最終選考会を兼ねて4月1、2日に福岡市で開かれる全日本選抜体重別選手権の欠場を発表。「在籍する天理大大学院での修士論文作成を優先させたい」との理由に加え、関係者によると体重無差別の柔道日本一への憧れがあるという。今年の全日本選手権には五輪金メダルで出場資格があり、近く記者会見を開く予定だ。

 国際合宿ではリオで100キロ超級五輪連覇を果たしたテディ・リネール(フランス)と乱取りするなど、大野は大きな相手と稽古をする。全日本選手権には世界選手権金メダルで出場資格を得た2014年に出場し、3回戦で敗退した。

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