２０年東京五輪新種目スポーツクライミングのボルダリング日本代表合宿が１４日、都内で公開された。先月のジャパンカップで史上最年少優勝を果たした伊藤ふたば（１４）＝岩手県協会＝ら“東京五輪世代”のユース年代の４人も参加。野中生萌（１９）＝東京都連盟＝野口啓代（２７）＝茨城県連盟＝らシニアのトップ選手と交じり練習した。

　２０年に向けた注目競技とあって、会場には報道陣が殺到。伊藤は「人が多くてビックリした」と、目を丸くした。練習では野中、野口らと課題の登り方についてアドバイスを受ける場面も。年齢の規定で１６歳までＷ杯や世界選手権には出場できないが「Ｗ杯で活躍している選手と一緒に練習できて、いい経験になる」と、多くの刺激を受けているようだった。