宇良が新入幕当確の11勝目 今場所初の幕内相手に白星
「大相撲初場所・14日目」(21日、両国国技館)
東十両3枚目の宇良(24)=木瀬=が今場所初の幕内戦で佐田の海(境川)をすくい投げで破った。来場所の新入幕を当確となる11勝目(3敗)を挙げ、優勝争いでも大栄翔(23)=追手風=と並びトップをキープした。
頭を下げて右を差すと右に回り込みながら、相手の頭を抑えて、絶妙のタイミングで投げた。相手は横転し土俵下に落ちた。
「特に(意識は)ない」とは言うものの、幕内でアピール。「余裕がありました。危ないのはなかった」と振り返った。
今場所初の懸賞金も手に「うれしいです」とホクホク。優勝争いには「意識しないわけにはいかない。意識の持っていき方を悪いようにならないように。いい意味で意識していきたい」と話した。