ベイカー茉秋、柔道新ルールに言及 試合時間短縮は「影響ある」

 リオ五輪柔道男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋が29日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」に生出演。国際柔道連盟が12月に発表した新ルールについて、試合時間が5分から4分となることに「影響があると思う」と言及した。

 国際柔道連盟は9日に2020年東京五輪に向けた2017年以降のルール改正を発表。「有効」を廃止し、「技あり」「一本」に限定、「技あり」は何度重ねても「一本」にはならず、試合時間も男子は5分から4分に短縮される。

 ベイカーはこの新ルールについて「投げれば勝ちという部分は変わらないのであまり動揺はしていない」と語ったが、試合時間の短縮については「自分の中では影響があると思っている」と言及。その理由について「5分は体に染みついている。5分での戦い方を4年間やってきた。外国人選手は後半にばてるケースが多く、そこを攻めていたが、その戦い方が変わる。1分はすごく大きい」と訴えた。

 それでも東京五輪へ向けて「柔道の醍醐味(だいごみ)である一本をきれいにとって、観客を魅了できるような柔道を築き上げていきたい」と連覇へ意欲をにじませていた。

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