卓球の星・張本、来年は“大人V”狙う 世界ジュニア2冠から凱旋

 卓球男子で中学1年のホープ・張本智和(13)=エリートアカデミー=が12日、ワールドツアー・グランドファイナル(ドーハ)を終えて羽田空港着の航空機で帰国した。

 7日まで行われた世界ジュニア選手権(南アフリカ・ケープタウン)では、男子シングルスでの史上最年少優勝を含む2冠を達成。「いちばん厳しいと思ってたシングルスで優勝できて、世界のトップにも勝てる自信がついた。これからもっと強い選手に勝ちたい」と声を弾ませた。

 最大の目標は2020年東京五輪の金メダルで、「今回の優勝で一歩近づけたかなと思う。もっと大きな大会でも優勝したい」。その足がかりとして、来年の世界選手権個人戦(5~6月、ドイツ・デュッセルドルフ)への出場を目指し、23~25日に行われる代表選考会(郡山)出場を表明した。

 2017年は“大人の世界”にも本格的に殴り込みを掛ける。「来年の目標は世界選手権に出ることで、全日本選手権でも一般の部でベスト8以上。ワールドツアーは21歳以下の部で今年優勝したので、一般の部でも優勝したい。世界ランクは30位以上(現在は77位)にいきたい」。今年1年で身長が5~6センチ伸び、170センチの父・宇さんを超えたという驚異の13歳が、来年はシニアでも大暴れする。

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