ロズベルクが初の総合優勝 82年父に続き親子で王者に

 「F1アブダビGP・決勝」(27日、ヤス・マリーナ・サーキット)

 最終戦を行い、2位に入った31歳のニコ・ロズベルク(ドイツ、メルセデス)が初の総合優勝を果たした。父ケケ(フィンランド)は82年シーズンを制しており、2例目の親子総合覇者となった。ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が今季10勝目、通算53勝目を挙げ、総合2位。マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソ(スペイン)が10位となり、今季9度目の入賞。ジェンソン・バトン(英国)はリタイアした。

 ロズベルクが、タイトルを手中に収めた。同僚ハミルトンの総合3連覇を阻み「彼を打ち負かすのは特別だ」と実感を込めた。父ケケは82年の王者。06年に父がかつて活躍した古巣ウィリアムズからデビューし、11年目で頂点に立った。62、68年のグラハム、96年のデーモンのヒル親子に続き、2代での総合王者は2例目。「父と同じことを実現できてうれしい」と目に涙をたたえた。

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