空手 2020年東京五輪決定 喜びの会見で早くも金宣言

東京2020オリンピックで「空手」が追加種目に決定し、形を決める清水希容(左)と植草歩=東京・辰巳の日本空手道会館(撮影・佐々木彰尚)
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 2020年東京五輪の追加種目に空手が決まったことを受け、全日本空手道連盟は4日、都内で会見を行い、4年後の金メダル候補が大舞台への思いを語った。

 12年12月の敗戦以降国内・国際大会無敗の清水希容(22)=ミキハウス=は「手の届かない、夢の舞台でしかなかった場所が現実になった」と笑顔全開。全日本選手権を史上最年少の19歳で制し、今年のプレミアリーグパリ大会で優勝した荒賀龍太郎(25)=荒賀道場=も「現役で五輪に挑めるとは思っていなかった。素直にうれしい」と表情を緩めた。

 全日本空手道連盟の笹川堯会長は「参加が決まった以上は勝つことしかない」と、早速金メダルを宣言。昨年の全日本選手権を制した植草歩(24)=高栄警備保障=は「夢見ていた2020年東京五輪で優勝できるように頑張っていく」と力強く抱負を語った。

 空手は沖縄が発祥の武道。現在では世界192カ国が世界空手連盟(WTF)に加盟し、愛好者は1億人以上とされている。

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