リオデジャネイロ五輪競泳女子200メートルバタフライのメダル候補、16歳の長谷川涼香(東京ドーム)が29日、サンパウロから再びリオ入りし、本番会場で軽く調整を行った。
今月の国内大会で、今季の世界ランク3位に相当する2分6秒0をたたき出した。一気にメダル候補に名乗りを上げたが「メダルを狙うと言うより、今季の目標は2分5秒台なので、リオで出せれば100点」とあくまでマイペースを崩さない。
勉強をするのが日課という高校2年は、夏休みの宿題を持参。「日本史で今やっているのは平安時代で、次は鎌倉時代です」。下克上でリオに“長谷川幕府”を築き上げる。