大相撲8年ぶり立ち合い研修会開催へ 立ち合い乱れ目立ち審判部決断 

 日本相撲協会の審判部(二所ノ関部長=元大関若嶋津)が秋場所前の力士会で08年12月以来となる立ち合い研修会を行う方向で調整に入っていることが25日、分かった。

 名古屋場所をはじめとする最近の場所で手つき不十分など、立ち合いの乱れが顕著なことから実施に踏み切るもので、八角理事長(元横綱北勝海)が掲げる土俵の充実の達成に貢献することになりそうだ。

 審判部は夏、名古屋と2場所にわたって、独自に全取り組みをビデオ撮影。研修会ではビデオを流しながら、具体的に修正が必要な力士名を挙げて注意を促す。所作など土俵上のマナーについても厳しく指導する。

 立ち合い研修会は1968年6月に相撲教習所、国技館本土俵を使って第1回が行われ、08年まで12回実施されている。その都度、立ち合い、所作の正常化に役立っており、13回目の今回も大きな効果が期待される。

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