東海王者・名経大初制覇へ圧勝発進

 「デイリー主催・西日本学生バスケット」(5日、東和薬品RACTABドーム)

 男子1回戦10試合が行われ、今春の東海学生選手権で初優勝した名古屋経大が西南学院大に122-55で圧勝し、2つめのタイトルとなる西日本初制覇へ向けて好スタートを切った。大体大、鹿屋体大なども2回戦へ進んだ。6日は男子2回戦42試合がエディオンアリーナ大阪などで、女子1回戦27試合が東大阪市総合体育館などで行われる。

 名古屋経大が東海ナンバーワンの実力を見せつけた。試合開始から主将のFC松本健児リオン(4年)や203センチのセネガル人留学生、Cジャニパプ・マリックスイラ(3年)らが得点を重ね、後半は控えメンバーで戦いながらも100点以上を奪って大勝。松本主将は「次につながる試合ができた」と納得の表情を浮かべた。

 5月に行われた東海学生選手権で創部7年目にして初優勝を果たした。上昇気流に乗るチームが次に狙うのがこの西日本のタイトルだ。昨年は4回戦で大会3連覇を達成した近大と対戦し、64-68と惜敗しただけに、今年に懸ける思いは強い。

 「『絶対に勝つ』とみんなで言い合ってきた。自信を持って戦いたい」と松本主将。豪快なダンクシュート2本を決めたマリックスイラも「両親からいつも『勉強もバスケも頑張りなさい』と言われている」と気合十分。6日は北信越地区1位の新潟経営大と対戦する。序盤戦のヤマ場も乗り越え、頂点目指して突き進む。

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