錦織、3年連続8強入り
「テニス・マイアミオープン」(29日、マイアミ)
男子シングルス4回戦で世界ランク6位の第6シード、錦織圭(26)=日清食品=は、同18位で第17シードのロベルト・バウティスタ(スペイン)を6-2、6-4で破り、3年連続でベスト8進出を果たした。31日(日本時間4月1日)の準々決勝では、世界16位の第16シードのガエル・モンフィス(フランス)と顔を合わせる。
錦織は、相手コート深くにリターンを打ち込み、返球が浅くなった瞬間に踏み込んで鋭いフォアを決めた。過去3戦3勝だったバウティスタを寄せ付けず「いいテニスができた。夜の方が、球が見えてクリアに打てた」と、午後11時半ごろに終わった試合で満足感を漂わせた。準々決勝のモンフィス戦へ「守備が堅いので、崩し方を考えたい」と攻略を誓った。