錦織に“追い風”日清と10億円契約も

 テニスの全豪オープン男子シングルス第5シードで世界ランク5位の錦織圭(25)が、所属の日清食品との契約を更新することとなった。12年4月に3年間の所属契約を結んでおり、21日までにさらに複数年の延長で合意した。契約金額はこれまでの年間推定3億円を大きく上回ることは確実。また、世界86位のイバン・ドディグ(30)=クロアチア=との2回戦の試合開始は22日午前11時(日本時間同9時)に決まった。

 四大大会シングルスで日本人初優勝を狙う錦織に、これ以上ない朗報が舞い込んだ。08年9月にスポンサー契約を結んで以来、約6年半にわたって錦織をサポートし続けている日清食品ホールディングスが、さらなるサポートを約束。この日までに複数年での所属契約の延長に合意した。来月に、本人同席のもと日本国内で華々しく発表される予定だ。

 契約金額は明かされない見込みだが、前回契約した12年4月時点で16位だった世界ランクは5位に上昇。これまでの年間3億円プラス出来高最高2億円(金額は推定)から、大きく増額されることは間違いない。

 米フォーブス誌の14年アスリート長者番付によると、トップテニス選手のスポンサー収入は、フェデラー(スイス)が5200万ドル(約61億円)、ナダル(スペイン)は3000万ドル(約35億円)、ジョコビッチ(セルビア)は2100万ドル(約25億円)。錦織との所属契約なら、出来高を含めて10億円の大台を突破しても不思議ではない。

 日清食品は錦織が17歳のときからサポートを始め、現在も重要な大会には必ず同行。実務面でも支え続けている。同社の主力商品でもある「カップヌードル」は錦織の好物で、練習後に小腹が減ったときなど、いつでも食べられる状態にしているという。相思相愛ぶりは抜群だ。

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