福島出身・大堀彩バドミントンで恩返し

 1964年の東京五輪開幕から10日で50年を迎えた。6年後の2020年には東京五輪が開催される。2度目の祭典で、活躍が期待される次世代ヒロインを特集する。

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 男子が団体で世界一に輝くなど、勢いに乗る日本バドミントン界で、次世代のヒロイン候補と期待されるのが福島県出身の18歳、大堀彩(富岡高)。父が富岡高の監督、母は元実業団選手とバドミントン一家に育ち、13年のアジアユースでは日本勢初の優勝を果たすなど、実力は折り紙付きだ。

 東日本大震災で被災。避難先でバドミントン用具をもらい、競技を続けた。「東京五輪で結果を出して、恩返しがしたい」。支えてくれた人へ感謝の気持ちを込めて、ラケットを振り抜く。

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