金メダルタッグ!原田新監督「幸せ」

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の98年長野五輪団体金メダリストで、43歳の岡部孝信(雪印メグミルク)が14日、札幌市内で会見し「一生懸命やってきたので何の後悔もないし、自分でも驚くほどさっぱりした気持ち」と、今季限りでの現役引退を表明した。今後は所属チームのコーチに就任する。

 岡部の引退会見の席上で雪印メグミルクの新体制が発表され、斎藤浩哉監督が退き、原田雅彦コーチが新監督となる。新監督となる45歳の原田コーチは「多くの監督が築いてきた伝統を大事にしながら、強いスキー部をつくっていきたい」と抱負を述べた。会見後は岡部新コーチと握手し、「金メダリストでタッグを組めるのが本当に幸せ」と信頼を寄せた。

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