侍・大谷 「優勝後の顔に流れたのは汗か涙か?あぁ、汗ですね(笑)」【一問一答】

 優勝し喜ぶ大谷(中央)、ダルビッシュ(上)ら(撮影・吉澤敬太)
 世界一に輝きトロフィーを掲げ喜ぶ大谷(中央)ら侍ナイン(撮影・吉澤敬太)
 9回、力投する大谷(撮影・吉澤敬太)
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 「WBC決勝、日本代表3-2アメリカ代表」(21日、マイアミ)

 夢を叶えた。野球日本代表「侍ジャパン」が22日、米国との決勝戦で勝利。日本代表初となる全勝優勝で、2連覇を果たした2009年の第2回大会以来となる世界一を奪還した。九回を締めたのは大谷翔平投手(28)。エンゼルスの盟友・トラウトを空振り三振に斬り、歓喜の雄たけびを上げた。大会MVPを獲得し、投手&指名打者の2部門でベストナイン入り。二刀流が伝説となった。

  ◇  ◇

(テレビインタビュー)

 -何度もブルペンとベンチを行き来。

 「ファイターズ時代は裏にあったのですぐに行けたんですけど。今日はホームサイドの方にブルペンがあったので、それなりにやりやすかったので、問題なくできたかなと」

 -日本代表での日々を振り返って。

 「正直、終わってしまうのが、ちょっと寂しいような気持ちもありますし…。みんな同じじゃないかなと思いますけど、またそれぞれのチームに帰ってシーズンが始まったらそれに備えて頑張りたいと思います」

 -日本野球がさらに世界に注目される。

 「日本だけじゃなくて韓国も台湾も中国も、その他の国ももっともっと野球を大好きになってもらえるように。その一歩として優勝できたことが良かったですし、そうなってくれることを願っています」

 (MLBインタビュー)

 -トラウトと対戦。

 「自分のベストを超える球を投げないと、なかなか抑えられないバッターという気持ちで投げました」

 -輝かしいキャリアの中で、どれくらいの順番か。

 「今のところトップかなと。本当にこのシチュエーションで投げるのは、なかなかあることではないので感謝の方が大きかった。この舞台で投げられて感謝しかないです」

 (公式会見で)

 -ダルビッシュに3年後もやりましょうと伝えた。

 「出たいですね。僕自身がまずは一定のレベルに居続けるというのが条件ですし、もちろんそうなるように、最善の努力を毎年したいなと思います」

 -WBCでの世界一はどんな意味を持つ。

 「間違いなく今までの中でベストな瞬間じゃないかなと思いますし、今日勝ったからといって、その目標が達成されているというわけではないので。これはひとつの通過点として、もっともっと頑張っていきたいですし。これからシーズンも始まるので、そこに向かって、できる努力をしたいなと思います」

 -試合前の円陣の言葉の意味。

 「僕らは知らず知らずのうちにというか、アメリカの野球に対して、かなりリスペクトというか、そういう気持ちを持ってますし。ただでさえ、素晴らしい選手たちのラインアップを見るだけで、気持ちが、尊敬のまなざしが逆に弱気な気持ちに変わってしまうというケースが多々ある中で、今日一日だけはそういう気持ちを忘れて、対等な立場で必ず勝つんだという気持ちをみんなで出したいなと思っていました」

 -優勝後の顔に流れたのは汗か涙か。

 「あぁ、汗ですね(笑)」

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