侍・4番濃厚の吉田正尚が鍵 マイアミで初練習&オリックス会で英気 昨季対左打率・361!サンドバル撃つ!

 日本代表・吉田正尚
 ストレッチする吉田(共同)
2枚

 侍ジャパンの吉田正尚外野手(29)が17日(日本時間18日)、佐々木朗や山本らと、フロリダ州マイアミ市内で自主練習を行った。アメリカ行きを懸けた準々決勝・イタリア戦では4番として活躍。勝利打点となる先制打に、ダメ押しの本塁打で貢献した。

 「日を浴びるために体を動かしにきました。夜、しっかり寝られるように」。今季から米大リーグ・レッドソックスに移籍。海を渡る男の時差ボケ対策はバッチリだ。チームは準々決勝終了後、チャーター機で午前3時にマイアミ到着。仮眠をとった後、トレーニングなど体を動かした。

 ここまでは主に5番を打ち、準々決勝で4番に入った。状況から考えれば残り2試合、4番を託される可能性が高い。栗山監督は「色々考えたが、勝つことが大事」と起用の意図を説明。「正尚は本当に打撃の技術が高いな」と、全幅の信頼を寄せる。幼少期から憧れた舞台。吉田も身を粉にして戦う覚悟だ。

 「本当に負けられない戦いが2試合。相手も決まるのでまた情報を得て、しっかり準備したいです」。メキシコの先発は左腕サンドバル。昨季、対左も打率.361と苦にしなかった男が攻略のカギを握る。練習後、夜は山本、宇田川、宮城、山崎と侍最大派閥となったオリックス勢で食事に出かけた。英気も養い、準備は万全だ。

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