WBC豪州代表が公式練習 おもてなしに感謝「非常に素晴らしい2週間」「開幕戦が待ち遠しい」

 コーチらと話すデーブ・ニルソン監督(左)=撮影・西岡正
 記念撮影するデーブ・ニルソン監督(左2人目)=撮影・西岡正
 公式会見で抱負を語るデーブ・ニルソン監督(撮影・西岡正)
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 「カーネクスト2023 WBC1次ラウンド 東京プール、公式練習」(8日、東京ドーム)

 9日に1次ラウンド初戦の韓国戦(東京ド)を控えているオーストラリア代表が公式練習を行った。2月23日から東京都府中市で事前合宿、3月6、7日に宮崎で強化試合を行った同国代表。公式会見では監督、選手の口から日本の「おもてなし」に対する感謝の思いが聞かれた。

 合宿が行われた府中市民球場では歓迎セレモニーが行われるなど、日本流の「おもてなし」を体験したオーストラリア代表。2000年にディンゴの登録名で中日に在籍した経験もあるデービッド・ニルソン監督は「意図的に早く来日した。その意図通りの調整ができた」と自チームの仕上がり具合に自信を見せながら、「日本では過ごしやすい時間を過ごした。おもてなしも受けるなどして非常に素晴らしい2週間だった」と笑顔を見せた。

 学校訪問や神社への必勝祈願にも赴いたナイン。米大リーグ・エンゼルスに所属するアーロン・ホワイトフィールド外野手は「日本に来ていつも思うのは、素晴らしい時間をいつも経験させてくれる。野球ファンの存在が大きい。府中での合宿、宮崎の強化試合。決して大きな街ではない府中や宮崎でさえ、サポートしてくれてありがたかった。これをエネルギーにして明日の開幕戦が待ち遠しいです」と力を込めた。

 強化試合にも多くの野球ファンが詰めかけた。9日・韓国戦に先発予定のジャック・オラフリン投手も「例えばオーストラリアと比較すると野球がメインスポーツかどうかが大きいですね。オーストラリアで生活していたら、経験できることではない。日本では野球の大きさを通して我々を認識してくれるファンが多かった」と非日常的な体験に胸を高鳴らせたことを明かした。

 そんなオーストラリア代表はこの日、打撃練習やノックなどで最終調整。ニルソン監督は韓国戦に向けて、「この日を待ちに待っていました。非常にエキサイティングしていて、非常に良い準備ができて開幕戦を戦おうとしています」と話した。

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