ＷＢＣ日本代表の山本浩二監督（６６）が７日、ワールドカップで３連覇を達成した女子野球の優勝報告会に出席した。来賓あいさつでマイクを握り「３連覇ですか。先にやられましたか」と笑みを浮かべ、侍ＪＡＰＡＮも続くことを誓った。

　刺激を受けずにはいられない。今年８月のワールドカップで快挙を達成したマドンナＪＡＰＡＮ。３連覇を成し遂げた“先輩”新谷博監督（４８）とも会話を交わし「かなり神経を使って１試合１試合を戦ったと言っていたよ」と、その言葉をしっかり胸に刻み込んだ。

　会場では大会のリプレー映像が流され、食い入るようにその画面を見つめた。「各選手の気持ちが１つになっているのが分かった。勝つためには気持ちが１つにならないといけない。いい教訓、教材にしたい」。あらためて結束の大切さを強調した。

　王貞治コミッショナー特別顧問も来場し「がんばらないと。刺激になります」とコメント。山本監督は「すごいプレッシャーですが、私も１試合１試合を大事に３連覇を目指したい」と表情を引き締めた。