【高校野球特集6】明徳義塾馬淵監督因縁の「8・16」

15日に予定されていた高校野球第9日が中止となり、明徳義塾の馬淵史郎監督(61)の通算50勝をかけた前橋育英戦は16日に。1-3で敗れ、節目の1勝はなりませんでした。「8・16」は因縁があるようです…

公開日:2017.8.17

【野球】申告制敬遠を考察…松井を5打席連続で歩かせた馬淵監督に聞く

敬遠といえば、1992年夏の甲子園で、当時、星稜(石川)の4番打者だった松井秀喜に対し、全5打席、敬遠を行った明徳義塾(高知)を思い出す。その作戦を指示し、猛烈なバッシングを浴びた明徳義塾の馬淵史郎監督に「申告制敬遠」についての意見を尋ねると、意外な答えが返ってきた。

【野球】申告制敬遠を考察…松井を5打席連続で歩かせた馬淵監督に聞く

 「敬遠のボールを4つ投げるのも技術。いい加減に投げると、けっこうバランス崩すんよ。攻撃する側だったら、ふわーっと投げてる場合は、次のバッターに1球目、狙っていけって言いますよ。そこも駆け引き。それが野球。敬遠のボールが暴投になることもあるし、打てると思ったら打ったっていい。松井も打とうと思えば打てる球、あったんやから」

野球】申告制敬遠を考察…松井を5打席連続で歩かせた馬淵監督に聞く

 「ブーイングされても、やらないかんときはやるよ。勝負やもん。大ブーイングを受けた本人やけど、申告制は反対。そんなこと、俺に聞くなよ(笑)」

【野球】申告制敬遠を考察…松井を5打席連続で歩かせた馬淵監督に聞く

因縁の日はやっぱり…

明徳義塾・馬淵監督50勝お預け「もう一回、挑戦します」

2回戦4試合が行われ、明徳義塾(高知)は前橋育英(群馬)に1-3で敗れ、馬淵史郎監督(61)の甲子園通算50勝はお預けとなった。甲子園初先発の2年生右腕・市川悠太投手が力投したが、打線が4安打1得点とふるわなかった。

明徳義塾・馬淵監督50勝お預け「もう一回、挑戦します」

 「50勝」はお預けとなった。最速149キロの相手エース・皆川を攻略できず、わずか4安打で完敗。これが春夏通じ甲子園で30敗目となった明徳義塾・馬淵監督は「力負け。相手が一枚も二枚も上でした」と脱帽するしかなかった。

明徳義塾・馬淵監督50勝お預け「もう一回、挑戦します」

来年の夏も明徳義塾と8月16日に注目してください!

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